2021/08/01 00:00

キトサンエイトの抗ウイルス性試験結果!!

ガラス板にキトサンエイトを塗布したもの・未塗布のものにウイルスを接種し、
24時間放置後にどのようになっているのか!?

専門的にはなりますが、
試験を「一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター」に依頼し、
「A型インフルエンザウイルス」、「ネコカリシウイルス」が接種後24時間後の感染価※1を測定したものです。
 ※1 感染価とは細胞感染性を持つ、ウイルス粒子の数のことです。

【試験ウイルスに2種類選定した理由】
ウイルスの種類には「エンベロープ型」、「非エンベロープ」があります。
エンベロープとは、脂肪・タンパク質・糖タンパク質からできている膜のことで、
この膜(エンベロープ)のあるウイルスは、アルコール製剤が効きやすく、
反対にエンベロープのないウイルスはアルコール製剤が効きにくいとされています。
そこで、キトサンエイトはどちらのウイルス種類にも効果があるのか!?ということで、
「エンベロープ型にA型インフルエンザウイルス※2」・「非エンベロープ型にネコカリシウイルス※3」を選定しました。
 ※2 A型インフルエンザウイルスは鳥インフルエンザウイルス(H3N2)です。
 ※3 ネコカリシウイルスは猫カリシウイルス感染症を引き起こすウイルスですが、
     ノロウイルスの代替えウイルスとしてよく使用されているウイルスです。

詳しい試験結果は下記資料の通りですが、接種後24時間後の掻い摘んでの結果は、

【鳥インフルエンザウイルス】  約90%低減!!
【ネコカリシウイルス】     約50%低減!!

新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス等のエンベロープ型はほぼ不活性化し、
アルコール消毒が効きにくいとされる「非エンベロープ型」にも効果がありました!!